10月29日 土曜日
2015日目 Brazil on the ferry
昨日の日記にはこの航路はジャングル感がなくてつまらないと書いたけど、それは訂正する。
フェリーも終盤に差し掛かり、Macapaから進路を下に取り支流に入った。ここがめちゃくちゃ良かった。
川幅も狭く、ジャングルに囲まれてて、そんなジャングルのど真ん中を進む船からの景色は最高だった。
そんなジャングルの中で原始的な暮らしをしてる現地民たちの家も川沿いから見ることが出来たし、小舟で漁なんかもやっていた。
他のフェリーとすれ違い様に喜びの爆竹を鳴らし、アマゾンに沈む夕陽が最高に綺麗で、皆んな外の景色に釘付けだった。




どうやら今日も到着は夜中になりそうだな。
プカルパから始まったこのアマゾンの船旅もとうとう今日で終わりかー。
アマゾンは沢山の事を教えてくれた。素晴らしいエナジーを沢山くれた。感謝の気持ちでいっぱいだ。


もう一生の内に来ることはないだろう。
寂しさもあるが、
次の冒険へのワクワクの方が勝ってる。
さて、いよいよ本格的にブラジルに入って行く。日本人移民が世界で1番多いんだったかな?こんな日本から1番離れた場所に沢山の日本人とその子孫たちが暮らしてるんだな。
俺も日本で働いていた時は、ブラジル人たちと一緒に働いたりと、多少馴染みはある。
後は、サバンナ八木の「ブラジルの人聞こえますかーっ!」てギャグがある位、日本からは遠く離れた国って言う事と、サッカー大国と言う知識くらいしかない。
まぁ、あまり知識はないがいつもなるべく情報は入れすぎない様にしてる。なるべく余計な先入観を持たずに、フラットに自分の見たまま感じたままでその国を感じたいから。
俺にとってブラジルは、どんな国に映るんだろう。
最後のカップラーメンでも作るかーと、従業員用の食堂にお湯を沸かしに行くと、普段無愛想だけど優しいおじさんに、立派な肉がゴロゴロ入った普段皆んなが20レアルで買う弁当を無料で頂いてしまった。

やった!!ありがとうございます!!
久しぶりのまともなご飯。めちゃくちゃ美味しかった。
町に寄り、物資の積み込みや人の乗り降りが頻繁になってくる。
ベレンが近づいてきた。
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