サンペドロづくし、温泉も

4月8日 土曜日

2176日目 Peru Chavin

サンペドロを飲んでからずっと気持ち悪さがあり、空腹感もひどい。

とにかく何か食べたかった。

とは言っても何でも食べられる訳じゃないので、バナナやトマト、パンをいくつか買ってそのまま食べる。

味覚も敏感でとにかく美味い。

少し休憩し、夜になりセルヒオと合流し、今度はチャビン遺跡へ行く。

セルヒオは昼間とは違って可愛い民族衣装を身にまとっていた。

夜なのにセマナサンタのイベントが開催されているチャビン遺跡には凄い数の人が集まっていた。

夜の遺跡もまた違った味があって良い。

入り口で一杯サンペドロを飲み、1時間後くらいにももう一杯飲んだ。

昼間から合わせて既に4杯半も飲んでいてめちゃくちゃ気持ち悪い。。

コンドルのお面や、不思議な格好をした人たちが楽器を鳴らしながら踊る。

凄く原始的な光景なのに、どれだけ発達した街よりも今ここが1番発達しているように感じる。

人間の進歩とは、科学やテクノロジーが発達することじゃない。本当はもっと精神性や魂的なことを進歩と言う。

しかし後から写真を見返すとこうゆうのが多く混じっている。一体この現象はなんなんだろう。何かのエネルギーか。

石段に座りながら不思議な踊りをぼっーと眺めながらセルヒオと極太の煙草をふかす。

「そういえば何でセルヒオはこの日本の本を持ってるの?」

「この本を書いた2人はアミーゴなんだよ。彼らがペルーに来た時は一緒にペルーを周ったりするし、こっちのヨーロピアンとはもう30年も一緒にヨーロッパとか周ったり一緒に仕事してるんだ。私の公演には1000人以上の人が集まるんだよ」

セルヒオただのめっちゃ凄い人だった。

「セルヒオも彼らみたいに別の星から来たの?やっぱり沢山の次元やパラレルワールドはあるよね?俺もアヤワスカをやった時に別の世界に行ってたんだ」

「別の星からきたよ。この宇宙には本当に沢山の世界がある」

何の迷いもなく当たり前みたいに普通に話すセルヒオ。こうゆう話しを他ですれば変な奴認定されるので中々出来ないけど、当たり前に分かってくれる人が居ることの嬉しさ、理解し合えることの喜びは計り知れない。

ゆっくりと遺跡を回って入り口まで戻ってきた。

やっぱりサンペドロの効果は特別感じられなかったけど、とにかく気持ち悪くて、セルヒオと別れてからも1人でゆっくり歩きながらしばらく夜風に当たってた。

それから宿に帰りお腹に食べものを入れると少しマシになった。

中々寝付けなくて天井を見つめていると、若干の幻覚があることに気づく。

天井のシミが揺ら揺らと動いていた。

意識も普段より少し拡張していて、普段あまり考えないような事を考えたりしていた。

『サンペドロの効果はゆっくりと少しづつやってくる』

セルヒオの言葉が頭に思い浮かんだ。

次の日、目が覚めて軽く朝の散歩をし、外のベンチに座り本の続きを読んでいた。

しばらくするとセルヒオが通りがかり、

「おはよう、今温泉に行ってきたところなんだ。リラックス出来ていいよ。君もサンペドロ持って行ってくると言い。今一杯飲んで後からもう一杯飲むんだ。最高だよ」

温泉かー、良いね。

そういえばもう3日くらいシャワーも浴びてないや。行ってみよう。

タオルの準備をし、サンペドロを一杯飲んでから山道を歩いて行く。

15分くらいって話しだったけど結構場所が分かりづらくて1時間以上彷徨ってやっと到着。

オレンジ色の屋根が目印。

しかしサンペドロ飲むともう気持ち悪くて歩くのもしんどい…

温泉は思ってた感じとは違い小さな個室のバスが5個くらいあって、プライベートな小さな温泉。

人気なのか結構な人が待っていた。

少し待って5ソル払って入浴。

バスにお湯を貯めながら入浴するタイプ。ちゃんと温泉の匂いがする。

あー、気持ちいいなぁ。

湯船に浸かったのなんてそれこそ日本出てから初めてかもしれない。

最高にサッパリしてリラックス出来た。

いつでも最高設備の温泉に入れるとか日本ってやっぱり最強すぎるわ。

外で熱った身体を涼みながら2杯目のサンペドロを流し込む。やっぱりくそ不味い…

ゆっくり歩きながら帰り、それからは部屋でずっーと本を読み漁っていた。

しかしこの本マジで面白い。

こんなに夢中になって読んだのはドラゴンボール以来かも知れない。

なんとか譲ってもらえないかと考えていたけど、セルヒオにとってもこの本は凄く大事なものだというのが伝わってきていた。

夜になりセルヒオの家に本とサンペドロを返しに行くと、出かけていたのか会えなかったけど家の中に置いてきた。

もうとにかく腹が減った。

今日はもうしっかり食べようとチャウファを注文。炭水化物美味ぇ!

すぐにエネルギーに変わり、気持ち悪さもなくなりかなり元気になった。

ご飯を狙う犬たち。

今回のサンペドロ経験はこんな感じで終了。

合計6杯半飲んだのかな。

あまり効果は感じられなかったけど、まぁ最初はこんなものなのかな。

それに何よりも俺はあの本と出会えたことがめちゃくちゃ嬉しい。

こんな人たちがいるということも分かったし、俺の人生にとってとても意味のある1冊になった。更に自分の感性に自身が持てた。

チャビン、良い滞在だったな。

明日ワラスへ帰ろう。

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