1月15日 日曜日
2093日目 Argentina El Calafate to Fitz Roy Trekking
早くに寝ると早くに目が覚めるな。
何時間でもずっと寝てられる人ってどうなってんだろ。
まだ暗い内から目が覚めてしまい、荷物をまとめていく。
チャルテンは買い物出来るところも少なく、また値段も高いって情報を見ていたので、昨日買っといた食材なんかで荷物の量がえらい事になってしまった。
チャルテンの宿を検索すると値段がエゲツないことになってるので宿も取っていない。
今日このままトレッキングに行くつもり。
荷物だけ預かってくれるところあるんかな。なかったらこのままトレッキングもありうるな。いや、それは流石に死ぬ。
休憩しながらバスターミナルへ行くと朝からもの凄い人の数。
どこに行っても人だらけだ。
このバスが快適過ぎて乗ってから着くまでほとんど寝てた。
チャルテンのバスターミナルに到着し、ツーリストインフォーメーションで地図を貰い、無料キャンプ場の場所や荷物預かってもらえる場所を確認する。
それからバリローテェまでのチケットも確認すると早くて19日、4日後か。うん、トレッキング行くこと考えたら丁度いいくらいかもな。買っておくか。
「じゃあ19日で。いくらですか?」
「39000だよ」
……って金が足りねぇ。
いくらなんでも高すぎない?
しかもドル払いは出来ずペソしか受け付けてないとのこと。この日のバスはこれがラス1らしく、街まで両替やを探しに行ってまた戻ってこなくちゃいけない。その時に席が残ってる保証もない。
…めんどくさくて考えるのをやめた。
とりあえず町に行こう。
山間の小さな町。
とにかく荷物が重い。
こいつをなんとかしないと始まらない。
さっきインフォメーションで聞いた場所にいくと、
「もうロッカーは全部埋まってるよ」
「別にロッカーとかじゃなくても、どっかに置いといてくれるだけでいいよ。ちゃんとお金も払うし」
「いやダメダメ!そうゆうのはやってないから」
じゃあ他の場所だ。
今度は目の前にあったホステルに行き事情を話す。
「あそこに行ってみて。あそこならロッカーがあるから」
「あそこにはさっき行ったんだけど、もう空きがないんです。ここに荷物だけ置かせてくれませんか?」
「ここに荷物置けるのはゲストだけだから。え?じゃあ泊まる?うーん、次空いてるのは早くて22日だね」
「じゃあ他にどこか荷物置けるような場所知らない?」
「ロッカーあるのはあそこだけだからねー。他は知らないなー。悪いけどあなたを助けることは出来ない」
…もういいってそのパターン。
どこ行ってもいつも何も空いてないパタゴニア。
その後聞いた別の場所でも断られ、その次に行ったキャンプ場でバックひとつにつき1日1000ペソで預かってくれるとのこと。
もし帰って来てからここに泊まるなら1日300ペソでいいよ、とのことでここに決定。
でもバックひとつにつき値段が上がるので、小さなバックに詰めれるだけ詰めて預け、あとは荷物になるが持って行くことにした。
まだめっちゃ重いけどとりあえずリュックは置けたし身軽にはなった。
2~3日で戻って来ます!
と伝え、いよいよトレッキング開始。



急な登りもないし全然険しくない道なので、普段トレッキングしないような人でもこれなら気軽に来れるだろう。

あれ?フィッツロイさん?
もっと奥の方にラスボスみたいな感じでいるのかと思ってたけど結構序盤からいきなり現れた。気さくな方なんですね。
ルートが別れ、カプリ湖を選択。


おー!めちゃくちゃ良い!
透明な湖、カプリ湖の後ろからフィッツロイが顔を出してる!
この水飲めるのかな?
川みたいに流れがないから多少ゴミは混じってしまうが、コップに入れて飲んでみると普通に美味い!
普通に大分寒いのに泳いでる人居るし。
出発が遅れたので時間はもう16時だ。
先を急ごうとカプリ湖を後にし、歩きはじめてすぐにカプリ湖のキャンプ場を通る。
もう8割がた埋まってるな。
……気が変わり、やっぱり今日はここでキャンプすることにした。
今日はPoincenotのキャンプ場まで行き、明日の朝イチでトレス湖からフィッツロイを拝もうと考えていたが、この感じだとそっちのキャンプ場はもうスペースが空いてないかもしれない。
荷物が重くて結構疲れたし、別に先を急ぐ必要もない。それにここからでもフィッツロイ見えてるし。
この綺麗な湖のほとりを今日はキャンプ地とした。

ペラペラで頼りないテントだけど風はしのげる。俺の城だ。



イケメンフィッツロイさん。
どっから見てもイケメン。
明日は真っ赤に染まってくれよ。

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