おはようございます、フィッツロイさん!そして町へ

1月18日 水曜日

2095日目~2096日目 Argentina Fitz Roy Trekking to El Chalten

フィッツロイの朝焼けを見るため、朝4時半に目覚ましをかけていたが、3時半には辺りから目覚ましの音が聞こえガサガサと準備する音で目が覚めた。

皆んなこんな早くから行くんだ。

俺も目が覚めたついでに準備して出発する。

こんな朝早くからまるで大名行列みたいに、沢山の人と同じようにサンライズを見る為、トレス湖を目指して1時間半のトレッキング。

まだ真っ暗な中を皆んなヘッドライトつけながら登ってくるもんだから、上からふと下を振り向くとまるで天国に向かって歩いてる魂の光の行列みたいだった。

まだ歩いてる途中からすでに明るくなり始めていたけど、なんとか間に合ったみたいだ。

おはようございます、フィッツロイさん。

今日も美しいです。

沢山の人が朝早くからこのトレス湖に集まってこの美しい景色を楽しんでいた。

冷たい風が吹きつける中、この景色を少しでも長く見ていたくて、震えながらも、ここから動きたくなかった。

きっと皆んな同じ気持ちなんだろう。

身体を動かしたり、マテ茶を飲んだり、暖をとりながら中々帰らない人たち。

この景色を目に焼きつけて、しばらく間近でフィッツロイを堪能したあと、名残り惜しさも残しつつ山を降りる。

野生のキツネも居た!

キャンプ場に戻り、ひと休み。

しばらくテントの中でゴロゴロしてコーヒー飲んだり朝ごはんを済ませたら出発する。

こっからのルートもまた綺麗で、何度も立ち止まっては景色に見惚れ、1人自然の中でまどろんでいた。

唯一、人が多すぎてあまり静かな時間は期待出来ないってのはあるけど、このフィッツロイがある国立公園は、手軽に来れるトレッキング場所としてピカイチじゃないかな。

と言うか、パタゴニアはもうここだけでいいんじゃないかな。

高いのは仕方ないにしても、どこ行っても人多すぎて宿もバスも予約とれなくて面倒くさいし。

氷河のあるカラファテもこのチャルテンから3時間ほどなので、わさわざ大移動してウシュアイアまで行かなくても、ここら辺だけでメインの2つを楽しめる。

特別険しいルートもないし景色は最高だし、キャンプ場は無料、川から最高に美味しい水も汲めるので重たい水を持ち運ぶ必要もない。もうパタゴニアに行くならフィッツロイで決まり!もう一つおまけに氷河に行ってもいい。

今日のキャンプ場、Agostiniに到着した頃にはヘロヘロだった。

今日は朝からトレス湖への往復トレッキングもしたから大分疲れたな。。

テントを立てて、横になれる幸せ。

今の時期のパタゴニアは日が長く、22時でも明るいくらいなのでまだまた明るい。

少し休んだらすぐ近くにあるトーレ湖にも行ってみる。

他の湖とはまた違って濁った水だけど、それがまたいい感じ。

近くを軽く散策してテントに戻り、暖かいご飯を食べてゆっくり休んだ。

次の日、目が覚めたのは10時過ぎだった。

疲れてたのかこんな時間まで寝てしまった。

荷物をまとめて、今日はエルチャルテンに帰る。こっからの道は特別そんな綺麗なもんでもなかった。

16時頃、町が見えた。

荷物を預けていたキャンプ場に戻り、そのままチェックイン。

トレッキングの疲れを癒そう。

まぁ今日もキャンプなわけだけど、シャワーもあるしキッチンだってある。

蛇口をひねれば綺麗な水が出てきてお湯だって出る。そんな奇跡を噛みしめながら身体の汚れを落とす。

最高にサッパリしてぬるいビールを煽ると身体中に染み渡る。冷たいビールではなかったけど充分だ。

汚れた服も久しぶりに洗濯出来た。

ウシュアイア辺りから全然洗えてなくて、ずっと着っぱなしだったから泥水みたいな色してた。

あー、スッキリした。最高すぎる。

久しぶりに清潔な服に着替えると、生まれ変わったように爽やかな気分だ。

チャルテンにはあまりろくな食材が売ってなくて、トマトだけ買って夕飯はフリーフードに置いてあった米とトマトでリゾット的なのを作って食べた。

野菜食べられるのがありがたい。

贅沢はバリローテェに行ってからにしよう。

最高にスッキリしてお腹も満たされ、充実感に包まれながらテントの中に潜り込んだ。

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