ヒッチハイク振り返り、そしてとうとうバリローチェ!

1月27日 金曜日

2104日目~2105日目 Argentina El Bolson to Bariloche

朝ゆっくり起きてコーヒーを飲み、暖かい陽射しを浴びながらのんびり時間を過ごす。

このキャンプ場は犬や猫が沢山いて可愛い。

気が変わり、なんかもう数日間のトレッキングとかやっぱり今はいいかなと。今はゆっくり過ごしたい気分だ。

まぁ他にも数キロからのDAYハイクとかもあるので、日帰りでその辺歩くくらいにしておこう。

新しい靴も慣らしたいし。

と言うことで午後からぼちぼち近くのスポットにハイクに行く。

しかしこの新しい靴めちゃくちゃ良いわ。

前の靴は砂とか水とか入りまくりでいつもジャリジャリしてたり、靴底パカパカしたりしてたけどこれは全くそんなことない。

まともな靴ってこんなに快適なものだったんだ。すっかり忘れてたわ…

4~5時間ほど軽めに歩いて夕方頃に街に戻ると、今日も出店が沢山出て盛り上がっていた。

曜日によって出店出す日と出さない日があるんだろうな。

キャンプ場に居る人たちもチラホラと見かけるな。皆んなアーティストなんだ。自分で作ったものを売っていたり、パフォーマンスを披露したりしてしていた。

やっぱり凄く良い雰囲気の街だな。

パタゴニア地方、バリローチェ方面に来るなら是非寄ってみたい街、エルボルソン。

ひとしきり街の賑わいも楽しんで、キャンプ場に戻りゆっくり休んだ。

次の日

さて、このいい感じの街で充分休み、英気を養った。そろそろバリローチェに行こう。

テントをたたみ、パッキングして出発。

最後のヒッチハイクだ!

……でも待てよ。

ここまでくればもうバリローチェは目と鼻の先だ。バスもあるだろうとチケットオフィスに行くと、やはり1日に何本もバスあるみたいで普通に買えた。

しかも僅か1200ペソ。

それなら普通にバス乗るわ。

またあんなしんどい思いしたくない…

と言うことでバスに乗り込み、ヒッチハイクの旅を振り返ってみる。

訳1400キロくらいかな。

10台くらいに乗せてもらい、ここまで来るのに6日かかった。

これまでも結構色んな国でたまにヒッチはしてきたけど、アルゼンチンは1番渋かった。間違いなく今までで1番大変だった。

まる2日もろくに止まってさえくれないなんて想像すらもしていなかった。

乗せてくれるかどうかは別にしても、先ずは止まってくれてそこから、何処にいきたいの?とか、途中まででも大丈夫です!とかのやりとりくらいはあるもんだ。

それが一切なく荒野の中で1日終わった時は流石に絶望した。

サブリナやウィリアムを見てても思ったけど、アルゼンチンではただ親指を上げて待ってるだけじゃ止まってさえくれない。

彼らはめちゃくちゃアピールする。

踊ってみたり、祈るように懇願したり、水がもうないんだー!助けてくれー!的なジェスチャーをしたり。

ウィリアムなんて片膝ついて、

「おお!神よ!どうか我らにお慈悲を!!どうか!!どうかー!!!」

くらいの感じだったもんな。いや、それは流石に言いすぎかな。

でも実際にフランスのTV番組では、ヒッチハイクのテクニックとして、そうゆう大袈裟なアピールが必要だと紹介してるらしい。

そうしてようやく止まってくれてやっと交渉が始まる。勿論ほとんどの場合スペイン語になるので、スペイン語が出来る彼らが居た時は心強かった。

ガツガツ自分からお願いするくらいじゃないと駄目なんだろう。

だけど俺はそうゆうのは苦手だ。

あくまでも相手が好意で乗せてくれるって言ってくれたら感謝して乗り込むが、その気もない人に自分から、頼むから乗せてくれー!みたいに頼み込むのは気がひける。。

マジで荒野で誰も止まってくれなくて命の危機とかだったら話は別だけど。

ドライバーもスペイン語も話さないアジア人なんて乗せたくないんだろう。

おそらく見た目でこいつはスペイン語話さないだろうと判断され、それで余計難しくなってたかもしれない。

それに比べて、ラテン系の人たちは比較的簡単にゲットしてたように感じた。

まぁ、めちゃくちゃ大変だったけどその分乗せてくれた時の喜びも大きかった。

見返りを求めない優しさが骨身に染みた。

止まってくれた時はマジで嬉しかったし、これまでのヒッチハイカーを見かけた時の自分の振る舞いも見直すことが出来た。

これからヒッチハイクしてる人見かけたらとりあえず止まって、最低声くらいはかけようと誓った。

そうこうしてる内にバリローチェに到着。

先ずはサンティアゴ行きのチケットを買った。チケット代が足りず、また50$カンビオする。

皆んなアルゼンチンは安いって言ってたけど、結局普通にずっと結構高い印象だった。

特にバス代やホテル代。

物にもよるけど、全体的に日本よりはまぁ安いかな、ぐらいの印象だな。

このバリローチェも宿を検索するとアホみたいに高いので宿はとっていない。

チケットもゲットしたしとりあえず街に行きたいけど、バスカードチャージしないともう残金がないのでチャージする必要がある。

でもターミナルには何故かチャージする場所がない。人に聞いて近くのキオスクに行ってチャージしようとするが何故かエラーになってしまい出来ない。

困りながら他にチャージ出来る場所を探して歩き回ってると、スケボーに乗って颯爽と現れた20代前半の爽やかなナイスガイ!みたいな空気感の40代後半くらいのおっちゃんが現れ、チャージ出来る場所やキャンプ場の情報などを教えてくれた。

この辺りでは野宿は難しいと言うことと、キャンプ場もここら辺にはなく、街を少し越えたところに何件かあるみたい。

そしてやっとバスに乗ることが出来た。

ターミナルでチャージさせろや。

1番必要だろ。

やっとキャンプ場に到着し、ひと息つくことが出来た。

今日はもう夕方なので、明日また改めてバリローチェの街を歩いてみることにした。

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