クリエイティブな国

5月11日 木曜日

2208日目~2209日目 Colombia Cali to Bogota

昨日1日歩き回ってもうカリの街は堪能した。

今夜のバスでボゴタへ向かうとして、今日はチェックアウトギリギリまでゆっくり寝て、それからのんびりすごした。

16時頃になってバスターミナルへと向かい、もうちょっとで到着って時にパトカーが側に止まり職務質問。

人を疑う顔つき選手権に出場させたら優勝の2人組に、

「パスポート出せ!何でコロンビアに居るんだ!?どっから入った?何処へ行くんだ?ボゴタ?バスチケット出せ!何?チケット持ってない?お前不法入国者だろ?あーん?これからチケット買うだぁ!?舐めてんのか!?出国のチケットは?何?持ってない?お前絶対不法入国者だな!!?荷物見せろ!これはマリファナだろ!あん?煙草だぁ!?くんくん、ふん、さっさと行け…!」

と言われ、ゴミを扱うような態度でなじられました。

何で海外の警察ってこんな態度悪いんだろう。まるでギャング。

まるで最初から犯罪者と決めつけている。

別にこんなことはもう慣れたもんだけど、やっぱり毎回最悪な気分にさせてくれる。

警察という人種はとんでもない低い次元で生きている。海外に居ると余計強くそう思わされる。

まるで権力を傘に弱いものイジメをしているガキ大将。

権力を持った程度の低い人間は、こんなにも醜い。

もう最近じゃガラの悪い奴が近くにいる時よりも、警察が近くにいる時の方が何もやましいことなんてなくても変に身構えてしまう。

気を取り直してチケットを買い、パンとかの買い物をして移動に備える。

出発は18時、12時間って言っていたから朝に着いて丁度良いくらい。宿代も浮く。

時間になりバスに乗り込み、

えーと、俺の席はーっと、

何で毎回俺の席の前にこの謎の壁あんの?

カリに行くバスでも俺の席にこいつあって、これのせいで余計狭いし。足も伸ばせず縮こまってるしかなくてただ邪魔なんだよ。。

更にこのバスは正気の沙汰とは思えないほどの極寒バスで、全く眠れないまま一晩中まるまってひたすら寒さに耐えていた。

誰もこんな寒さ望んでないんだよ。。

何の嫌がらせだよもう。。。

朝5時頃、バスターミナルに到着した時には身体は冷え切ってガタガタと震えていた。

コーヒーとパンを注文し、カフェで暖まりながら時間を潰す。ここからホステルを予約してあるエリアまでは10キロ以上ある。

近くのバス停からバスに乗り込むと、通勤時間と被ってしまったらしく、揉みくちゃにされながら30分ほど耐えてセントロへ。

こんなデカい荷物持って通勤の邪魔して申し訳なかったな…

まだ朝早いにも関わらず朝からチェックインさせてもらえた。有り難い。

でもドミの人たちはまだ寝てるので、起こさないように喫煙所へ行き、しばらくスマホいじったりしていた。

太陽が登ってきて暖かくなってきた頃、街へ繰り出す。

さて、コロンビアの首都であるこのボゴタはどんなところだろう。

…でもその前にすぐ近くにあった美術館へ。

朝からゆっくり美術品を堪能する。

アヤワスカやったことある人なら分かると思うけど、アヤワスカの世界はアートの世界でもある。

アーティストたちにはこうゆうビジョンが見えていて、こうゆうところからインスピレーションを受けたりするんだろうなって思ったり、きっとアートってこうやって出来るんだろうなぁってゆうようなビジョンがどんどん見えたりする。

だから最近こうゆう絵画とか見てるのが色々想像出来て楽しいんだよなぁ。

ひとしきり堪能し、旧市街を歩いてみる。

何だか凄くお洒落で、落ち着いていて、クリエイティブで、品があり、しつこさも無く爽やかに声かけてきてこっちがあまり興味なさそうだとスッと離れる。

個性的な人たちが自分で作った作品を路上に並べ営業をかけるが、あくまでもガツガツせずに良い距離感。

作品もセンスのあるものばかり。

コロンビアはクリエイティブな国なんだな。

そういえばこれまで南米を旅してきて、路上でアクセサリーを売ったりしてるヒッピーとかもコロンビア人がやたら多かったっけ。

アレパ。

エクアドルのアレパとは大分違うけど、これはこれで美味しい!チーズもたっぷり!

やがて旧市街を抜けローカルで賑わうエリアに出た。

石段に座り、煙草吸って休憩していると若い男がやってきて、その煙草くれというから吸いかけの煙草あげると、

すると、「何だよこれ、煙草かよ!マリファナじゃねーのかよ!」といって地面に叩き捨てて謎にキレながらどこかへ行った。

いや、さっきから街の至るところからマリファナの香ばしい匂い漂ってくるけど。勝手に勘違いしたのはそっちだし、くれって言うからあげたのに怒るなよ。。。

でもコロンビアかなり良い感じだなぁ。

もうすでにこの国好きだって感じるわ。

コーヒーも美味しくて、クオリティの高いコーヒーが何処でも飲める。

路上の屋台のコーヒースタンドですら普通に美味いし、お洒落でアーティスティックな街を歩いているだけで楽しい。

てか南米外れないな。

どこ行っても毎回満足出来る。

バックパッカーに南米が人気なのも納得だ。

この夜、ビール飲みながらこの後の予定を考えていて、何処からキューバに行くのが安いのかなぁと調べていたらコロンビアから飛ぶのが1番安そう。

そして勢いで航空券買ってしまった。

航空券はタイミングだからな。

1週間後、メデジンからのフライトだ。

……てかジャマイカってどうやって行くの?

キューバが1番近いのに航空券バカ高いし、どっから飛んでも高い。

アメリカからが1番安いのか?

それともジャマイカとは幻の国だったのか。

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