5月22日 月曜日
2220日目 Cuba Havana to Varadero
朝6時頃起きてトイレで顔を洗い速攻でオフィスに行くとすでに沢山の人が待っていた。
パチンコ屋の新装開店みたいだ。
昨日見た顔もチラホラ居る。
やっぱり彼らも昨日チケットを買うことが出来ずに朝早くから来て待っているのか。
だが7時30に来いとのことだったのに、8時になっても開かないオフィス。
まさか今日も買えないなんてことないよな?
8時30分頃になってようやくバス会社の人が来て、そして皆んな移動していった。
だけど俺は何故かまだ待ってろと言われ待たされる。見た感じ他の人はネットで予約してるのか、係に呼ばれると一斉にバスに乗り込んで行った。
それからやっと俺も呼ばれ、支払いを済ませてバス乗ったらすぐに出発したバス。
これもしかして皆んな乗せてから席余ってたから乗せてもらえた感じなのか?
またいっぱいだったら今日も乗せてもらえなかったっぽい…
まぁでもとにかくバスに乗れた。
すぐに眠気が襲ってきてウトウトし、到着までずっと寝ていた。
バラデロのターミナルを出て近くのカサに値段を聞いて回ると、
「25ドルだよ」
「30ドル」
「35ドルね」
マジかよ…
10件くらい聞いて回ったけど、一件だけ最安値の20ドルだったけどボロ屋、あとは25~35ドルが平均って感じ。
フライトの日にちまでバラデロでのんびり過ごそうと考えていたけど、手持ちの金じゃ足りないよ…
もう喉もカラカラだし腹も減っている。
だけど全然店もない。
人に聞いて何処でご飯食べられるのかとか、何処で水買えるのか聞いて行ってみるけど、どこも売ってなかったり閉まってたりで全然買い物出来る場所がない。
じゃあレストランに行くとまぁ観光地価格で高くて中々手が出ない。
こんなんじゃフライトの日までお金持たないよ。。
とにかく喉がカラカラだったので、比較的リーズナブルなところでビールと小さなピザを口に入れると生き返り、冷静になった。
キューバは買い物するのも一苦労だとハバナで思っていたけど、ハバナなんてここに比べれば全然自由に買い物出来たわ。
とりあえずエネルギー補給出来て元気を取り戻し、また宿を探そうかと思ったけど、さっきから視界にチラチラ見えてる綺麗な海を見てすぐに考えを変えた。
とにかく海に行こう。
せっかくカリブ海のリゾートに来てるのに、何で俺は海に行かずにこんな宿探しやお金のことに躍起になってるんだ。

beachに出ると、白い砂浜に、透明な水、淡いブルーから徐々に色が変化していく綺麗なコンストラストの美しいbeachが目の前に飛び込んできた。
すぐに荷物を放り投げ、服を脱ぎ捨てて海に飛び込んだ。
暖かい水温と塩っぱい海水、俺は今カリブ海の海で泳いでるんだ。
さっきまでの荒んでいた気持ちは何処かへ吹っ飛んでいき、こんな美しいカリブ海のbeachで泳いでいる幸せを噛み締めた。
泳ぎながらも荷物を気にしていたけど、人も少ないしこんな場所で盗みを働く人も居ないだろう。
海で泳いで頭に登っていた血が落ちついたらbeachに横になり、ウトウトしてきて少し眠った。
陽射しが暑くて日陰に移動し、また一眠りする。
心地良い波の音と風の肌触り、眠りに落ちそうな意識の中、これは夢なのか現実なのか分からないで居た。
最高に気持ち良くて、ずっーとウトウトしていたらもう夕方に差し掛かる時間になっていた。
でも今の時期は日が長いのか18時でもまだ昼間みたいに明るい。
もうひと泳ぎしたらもう少しこの町を歩いてみることに。水も買わないといけないしビールも飲みたい。

ティエンダを見つけ水を買おうとするがクレジットカードしか受け付けていないとのこと。じゃあ何処で買えるのかと聞いてまた別の場所に行くと水も売っていなかったり、またクレジットカードしか受け付けていないとかばかり。
だからクレジットカード持ってねぇんだよぉー!!
マジでどうやったら買い物出来るんだよ…
水買いたいだけなのに水が売ってない、支払いが出来ない、水を買うだけでこんなに苦労するとは思ってもいなかった。。
売っていても基本的にペソでの支払いを受け付けていなくて、クレジットカードかドル払い。ペソで払うならレートも下がり、小さなビール1本で500ペソ。
もう困り果て、とにかく水を買わないと死んでしまうと、レストランに聞いてみると、何軒目かで水を売ってくれると。しかもさっきのティエンダとかより全然安く、ビールと合わせても300ペソくらいだった。
もうマジで訳わからんこの国。
さっきはティエンダで小さな缶のビールと水を買おうとしただけで900ペソと言われた。でももっと高そうなレストランに行ったら同じもので300ペソだった。
とにかくビールを流し込むと生き返るような気分だ。少し落ち着いたらピザも注文し、お腹も満たされた。

さぁ今日の寝床はどうしようか。
さっき行ったbeachでも別に寝れそうだったな、と戻ってみる。
beachの前の密林にテントも周りから隠れそうなちょっとしたスペースがあったので、今日はそこにテントを張って寝ることにした。
テントを建てたら目の前のbeachに腰を下ろし、波の音に耳を傾けながら夕陽を眺めた。

なんとかカリブ海までやって来れた。
旅の最後にこんなに綺麗なbeachが見れて良かった。
てかせっかくならYouTuberのタビオロジの2人には少し会ってみたかったな。南米に居るみたいだったし。2人とも良い魂なんだろうなぁ。
マンペーは別に会いたくないけど。
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