4月27日 木曜日
2195日目 Ecuador Tena to Jungle
朝起きて準備をし、ホステルに必要ない荷物を預ける。
9時過ぎ頃、シャーマンの娘さんのマライヤが迎えに来てくれて一緒にタクシーに乗り込んだ。
20分くらい走ったところでタクシーを降りて長靴に履き替え、ここからは歩きで向かうみたいだ。
ここから先は車の入れないジャングル。


ぐちゃぐちゃの泥道に足を取られ、昨日から食事を抜いている身体は体力がなくてふらついてる。しんどい…
マライヤは余裕そうだけど、体力のない俺のために何回か休憩を挟みながら進む。
バナナやパパイヤなど、沢山の植物が生い茂るジャングル。
そんなジャングルの道を1時間弱歩くと、ようやく彼らの暮らす家があった。
可愛い犬たちが出迎えてくれた。
シャーマンの家ってどこの家も、犬とか猫とか鳥とか、沢山の動物が居るんだよな。
ここでママに挨拶をし、更にもっと奥の家にパパシャーマンは居るらしく、ここから更に15分くらい歩く。
もうめちゃくちゃジャングル。
そして出会ったのがこの家のドン、シャーマンホセ。
シャーマンって皆んな生命力に溢れてるというか、全く歳を感じさせない若々しさがある。
81歳というホセもエネルギーに満ち溢れ、肌には張りがあり、みなぎるパワーを感じる。
色々説明してもらって、何も食べてないと言う俺に、仕事手伝ってもらうから力つけるために少し食べなと言われ、オレンジや葡萄、パパイヤなんかのフルーツを食べた。
喉も渇いていたし、水々しい新鮮なフルーツがめちゃくちゃ美味しかった。
大分元気になったぞ。
それからホセの仕事のお手伝い。


細かく切ってあるアヤワスカの木をハンマーで叩き、更に砕いていく。
出汁が出やすいようにって感じか。
弱いアヤワスカ、強いアヤワスカと種類もあるらしく、2つとも入れて混ぜる、他にもチャクルナとかも入れてグツグツ煮込んでいく。

ペルーのやつよりも強いよと言っていた。
それは楽しみだ。
それから薬草サウナにも入った。
グツグツに煮込まれた薬草鍋を小さな小屋に入れ、中でかき混ぜながら湯気を浴びるというもの。
サウナってほどの温度ではないけど、きっとこの湯気も身体を綺麗にしたりリラックスしたりと、特別な効果があるんだろう。
なんとなく良さそうな感じ。
そっからはハンモックで揺られたりと、のんびりこのジャングルの中で過ごす。
沢山の虫の鳴き声が、ジャングルに来たことを感じさせる。


部屋に戻り横になってると少し眠っていた。
夜19時頃、ホセに呼ばれてロカに入り、色んな話しをしてくれた。
ほとんど何言ってるのか理解出来なかったけど、宇宙とか高次元とか、そんな話しだったように思う。
やっぱりシャーマンたちは当たり前にそういう世界を理解している。
そして20時になった頃、アヤワスカを飲んでセレモニーが始まった。
続く。
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